担当科目

臨床免疫学実習、輸血移植検査学実習、、公衆衛生学実習、医動物学他

研究紹介

小胞体ストレス応答蛋白IRE1αの制御によるCD8+T細胞の抗腫瘍活性の増強

近年、T細胞を用いたがんに対するさまざまな免疫療法が開発されていますが、T細胞の疲弊などが原因で十分な効果が得られないものも多く存在しています。これまでの研究から、低グルコース状態や急激なタンパク質合成などによって生じる小胞体ストレスが細胞の分化や機能に影響していることが知られています。したがって、T細胞においてもその分化や機能に小胞体ストレスが関与していることが予想されます。私たちは、小胞体ストレス応答蛋白の1つであるIRE1αに着目し、IRE1αのT細胞分化における役割を解明し、その制御によってCD8+T細胞の抗腫瘍活性を増強する手法の開発を目指しています。最終的には、IRE1αの阻害剤を用いた新たなT細胞免疫療法のプロトコル提案を目指しています。

最近の業績

• 荒川裕也, 田野ゆづき, 山田武司:エネルギー代謝を介した T 細胞分化と長期免疫の誘導.365体育投注_365体育直播-【高清】@紀要18(1):1-6,2021

お知らせ

私は大学、大学院修士課程ともにこの365体育投注_365体育直播-【高清】@で学び、365体育投注_365体育直播-【高清】@となりました。生体の様々な情報を知ることができる、医療に不可欠な臨床検査について、医技大で一緒に学びましょう。