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更新日:2024年4月 2日

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第2期365体育投注_365体育直播-【高清】@図書館アクションプラン

~医療に携わる人の育成と研究をサポートする図書館~

アクションプラン表紙

第2期365体育投注_365体育直播-【高清】@図書館アクションプラン

1 はじめに

第1期アクションプラン(平成26年度~365体育投注_365体育直播-【高清】@3年度)では、ラーニングコモンズの設置、貸出用ノートPCの設置、貸出可能冊数の緩和、図書館サポーター制の導入、別館書庫の設置、学外者の土曜日?平日夜間の図書館利用等、アクションプランの「具体的な取り組み」の約80%を達成し、従来の図書館運営からの脱皮につながりました。当時の大学図書館の先進的な取り組みに追いつくことを目指したことで、他の図書館に先駆けて着手?実践できた事業もあります。特に図書館サポーターが中心となり生まれたマスコットキャラクター「える」は、学生や教職員、外部の関係者からも好評で、貸出用バック等「える」のグッズを展開し、本学図書館の顔として図書館のブランディングに貢献しています。

コロナ禍で図書館利用が大幅に落ち込み、同時に電子資料が瞬く間に普及し、図書館の本質的な役割を考えさせられる機会となりましたが、第2期アクションプラン(365体育投注_365体育直播-【高清】@5年度~365体育投注_365体育直播-【高清】@9年度)では、電子化、DX化がさらに普及することを想定し、新たな図書館像を目指すことにしました。

第1期アクションプランでの経験を踏まえてさらなる深化を試み、学生、教職員、地域の方や医療関係者に必要とされる図書館として、第2期アクションプランの「具体的な取り組み」の達成を目指します。

2 アクションプランの概要

第2期アクションプランは365体育投注_365体育直播-【高清】@5年度から365体育投注_365体育直播-【高清】@9年度までの5年間を計画しています。365体育投注_365体育直播-【高清】@4年度からは公立大学法人365体育投注_365体育直播-【高清】@第3期中期計画がスタートしており、中期計画で図書館が関係する事業を推進するとともに、中期計画に含まれていない事業についても図書館が主体となり計画を推進することで、きめ細かいサービス展開を目指します。

アクションプラン実施期間.png

アクションプランは5つの柱で構成しています。

「1 学習環境を整備します」では、主に学生が利用しやすい図書館を目指し館内整備に取り組みます。「2 研究活動を支援します」では、教職員?大学院生の研究に資する図書館を目指し資料の充実を図ります。「3 読書推進を目指します」では、学生の読書量を増やし図書館の利用頻度を高めます。「4 社会へ貢献します」では、大学からの情報発信の強化と学外者の図書館利用の利便性を向上させます。「5 他の図書館等との連携を推進します」では、大学図書館や公共図書館、病院図書室、類縁機関等との連携を強化し、相乗効果を生み出せる事業展開を目指します。

アクションプラン5つの柱

1 学習環境を整備します
2 研究活動を支援します
3 読書推進を目指します
4 社会へ貢献します
5 他の図書館等との連携を推進します

3 年度別事業計画

※具体的な年度別事業計画はPDF版でご確認ください。

1 学習環境を整備します

  • 現状?課題

    コロナ禍により大学内にグループ学習やラーニングコモンズスペースが充実したことにより、図書館の閲覧席では個人での利用が増えましたが、閲覧席の約半数はグループ利用を想定した長机です。また、ノートPC等の電子機器の利用が増えていますが、コンセントが設置されていない机が多いため不便を強いられています。
    データベース、電子ジャーナル、電子ブックを学外で利用する場合、コンテンツ毎にアクセス方法が異なり煩雑なため、利用の妨げとなっています。
    図書館サービスの利用法等の動画コンテンツが少なく、周知に寄与していません。

2 研究活動を支援します

  • 現状?課題

    蔵書冊数が書庫の収容可能冊数を超えているため毎年除籍が必要となり、除籍作業が多大な負担となっています。
    図書館内のみ利用できる資料等、利用制限のある資料も多く、貸出を希望する利用者もいます。
    レファレンスの利用は低調であり、周知不足となっています。
    オンライン研修が充実してきたため、職員が研修に参加する機会が増加し、職員のスキルアップにつながっています。

3 読書推進を目指します

  • 現状?課題

    コロナ禍の影響により、入館者数、貸出数とも大幅に減少しました。スマートフォンの著しい利用の増加の影響も考えられますが、授業の課題以外での小説や実用書等の貸出が特に落ち込み、紙媒体での読書が減っていると思われます。コロナ禍で、新入生を対象とした図書館ガイダンスを実施できなかった影響も考えられます。
    学生に人気のSNSは流行で変化しており、新しいSNSでの情報発信ができていません。
    マスコットキャラクター「える」はある程度認知されるようになりました。さらなる活躍が期待されます。

4 社会へ貢献します

  • 現状?課題

    周知不足と許諾関係の処理が煩雑なこともあり、紀要以外に機関リポジトリに掲載する文献の件数が増えていません。
    コロナ禍で、学外者の図書館利用が激減し、その後もほとんど回復していません。夏季及び春季休業中の閲覧席開放サービスも再開できておりません。
    各種ネットワークをとおして、様々なテーマで展示会を開催し情報を発信しています。

5 他の図書館等との連携を推進します

  • 現状?課題

    大学図書館や公共図書館との連携及び協力体制の構築を、第1期アクションプランから推進を目指しましたが、一時的な共同事業は実施できても恒久的な協力体制は構築できていません。
    病院図書室とはほとんど連携がなく、協力可能な病院から連携が求められます。
    地元の博物館を中心に博物館とは、展示会を開催するなど連携が進んでいます。

4 参考資料

年間入館者数(学外者含む)

年間入館者数

年間館外貸出冊数(学外者含む)

年間館外貸出冊数

学外者年間入館者数

学外者年間入館者数

アクションプランは毎年実施状況を検証し、必要に応じ見直しを行います。

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