看護と臨床検査の2学科からなり、学生は一緒に学ぶことでチーム医療への理解も深まります。
保健科学部は、豊かな人間性と高度な専門知識?能力を備えた人材の育成を図るとともに、保健医療分野における教育?研究?地域貢献の拠点として中心的な役割を担い、保健医療の発展に寄与することを教育研究上の目的としています。
生命の尊重を基本理念とし、豊かな人間性と倫理観によって培われた広範な視野と深い人間理解の下に、保健及び医療に関する高度の専門的な知識と技術をもって、あらゆる人々の健康と福祉の増進に寄与することができる実践者を育成します。
深い人間理解や地域理解のもと、保健医療の質の向上に貢献できる専門知識?技術を修得し、実践能力と学究的姿勢が身につくようにカリキュラムを構成しています。
本学の設置理念や教育目的に賛同し、地域の保健医療に貢献しようとする人材を受け入れます。
受入れにあたっては、入学志願者の能力および適性等を多面的に判定し、多様な選抜試験を公正かつ妥当な方法で実施します。 求める学生像は以下のとおりです。
修業すべき年数以上在学し、卒業に必要な所定の単位を修得していること。さらに、教育目標に照らし、学科ごとに指定する能力を修得できていることを要件とする。
看護学科?臨床検査学科で構成される保健科学部のカリキュラムは、「共通教育科目」「専門基礎科目」「専門科目」の3群で組み立て、1年次から4年次にかけて系統的に配置します。「共通教育科目」は教養及び豊かな人間性を涵養する〔教養科目群〕と医療職として求められる人間理解とコミュニケーション能力、課題探究力の育成を意図した〔基礎科目群〕で構成し、1?2年次に開講します。特に、自己教育力を高めることを目指し、大学生としての主体的な学び方や学習資源の活用方法等を身に付ける科目(初学者ゼミ、基礎ゼミ等)を1年次に配置します。「専門基礎科目」は各学科の高い専門教育の土台となるとともに医療人としての共通の知識と態度を学ぶ科目群と位置づけ、相互理解と連携?協働力の育成につながるようほとんどの科目を両学科合同開講とします。「専門科目」では高度な知識?技術を学びつつ、2年次からの段階的な臨地実習や実験によって、科学的知識に基づいて観察?判断できる力や情報を統合する力を身につけられるよう科目を配置します。 4年次には、これらの仕上げとして統合、探究、発展に向けた科目等を学習し、課題解決能力や研究的な視点を学ぶカリキュラム構成とします。
さらに、各学科では、教育目標、ディプロマ?ポリシーを達成するため、保健科学部としてのカリキュラム?ポリシーのもとに、学科ごとの方針で教育課程を実施します。